国土育英会の給付型奨学金(2025−2026年

国土育英会の給付型奨学金

対象者

 (1) 学業、人物ともに優秀で、かつ健康であって、学業の維持のために奨学金の給与が必要と認められる者。

(2) 2025年4月時点で正規生として大学・大学院に在学する日本人学生を対象、所属学部・学科は不問です。

(3) 東京都内での面接、またはWeb面接が可能な者。(5月末~6月初旬を予定)

所得制限

 奨学生を扶養する世帯の総所得金額が600万円以下

成績制限

 大学1年次生については、高等学校の成績証明書の評定平均値が4.0以上(5段階評価時)であること

 大学2年次生以上については、前年時のGPAが3.5以上又は成績評価値の総合点が80点以上に準ずる成績であること

 大学院生については、大学及び大学院における成績が優れ、将来、研究者又は高度の専門性を要する職業人として活動する能力があると認められること

採用人数

 10名

併用

 他の奨学金制度との併給も可能

提出書類

 ① 奨学生願書(当財団所定のフォーマット、写真添付必要)
② 在学学校長又は指導教授の推薦書原本

③ 在学証明書原本
④ 成績証明書原本(大学1年次生は、高校卒業時の成績証明書)

⑤ 所得証明書又は納税証明書原本(同一世帯分、別世帯で暮らしている場合は被扶養者分)
⑥ 健康診断書原本(直近1年以内に実施したもの)

選考

 第一次選考の書類選考、第二次選考の面接を経た上で決定を行います。
 
 面接選考スケジュールについては、下記の通りの予定となっております。

 予定日:2025年5月27日(火)、28日(水)、29日(木)、  30日(金)、6月2日(月)

※対面面接の場所は、公益財団法人国土育英会事務所(東京都渋谷区松濤1-9-22)を予定しております。

※面接の日程・時間については、2025年5月21日の書類選考結果の連絡時に、各大学のご担当の方へご連絡して、日程調整をさせて頂く予定です。

※最終選考結果及び奨学生採用の手続必要書類は、各大学のご担当窓口へ郵送いたします。


奨学生の義務

  毎年年度末に、成績証明書、在学証明書または卒業証明書を堤出して頂きます。

  当財団が開催する交流会へ参加して頂きます。開催する際は事前にご連絡させていただきます。遠方の方は交通費等負担のないよう配慮させていただきます。

奨学金の停止

 奨学生が、次の各号の一に該当すると認めるときは、選考委員会の決定を経て、奨学金の交付を一時休止する。なお、交付を休止する時期は選考委員会で決定する。

(1)在学学校の休暇時期以外の時期に1か月以上日本を離れる場合

(2)一定期間、奨学金を必要としない理由が生じたとき

(3)前各号のほか、奨学金の支給を休止せざるをえない理由が生じたとき

奨学金の廃止


 奨学生が、次の各号の一に該当すると認めるときは、在学学校長の意見を徴し、且つ選考委員会の決定を経て、奨学金の交付を廃止する。なお、交付を廃止する時期は選考委員会で決定する。

(1)本会と連絡がとれず、奨学金の銀行振込ができなくなったとき

(2)本会に無断で留学したとき

(3)傷い疾病などのため留年したとき、又は卒業の見込みがなくなったとき

(4)学業成績又は操行が不良のため留年したとき、又は卒業の見込みがなくなったとき

(5)1ヶ月以上の長期欠席が続いたとき

(6)休学又は退学したとき

(7)在学学校で処分を受け学籍を失ったとき

(8)奨学金を必要としない理由が生じたとき

(9)その他第1条に規定する奨学生としての資格を失ったとき

(10)前各号のほか、奨学生として適当でない事実があったとき

奨学金の金額と期間

 月額1万8千円を支給開始年から在学課程最終年度末まで

 毎月末日支給(月末が金融機関の休業日に当たる場合はその前日となります。) 
 2025年6月末日より開始(6月末日は4月~6月分の計3ヶ月分を一括支給予定です。)

応募方法と期間

 学校を通して応募します。学校への応募期限は学校によって異なります。学校から団体への提出期限は2025年5月12日です。

受かるコツ

 当団体は公式サイトにて、趣旨をこう説明しています。

「戦後二十有余年を経て、経済社会の隆盛を見るに至りたるも、先進諸国に比し社会保障制度は未だに完備を見ず、文化国家の建設も教育の機会均等も今尚理想に程遠いものがある。

 幾多有為の青少年が勉学の熱意と素質を持ちながら、経済的の理由のみによって修学の希望を遂げられない現状に鑑み、当育英会はささやかながら埋もれた郷土の英材に修学の機会を与える可く発足した貧者の一灯であるが、教育が凡てに優先する事を痛感し、ここに財団法人国土育英会を設立し将来永続的に奨学育英事業を行い、広く一般の前途有為の青年に大学教育を受ける機会を与え、国家有為の人材を養成し、もって平和と、国家社会の興隆に奉仕せんとする念願である」。

 以上を踏まえ、あなたがそのような人材だとアピールしましょう。

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出典 公式サイト

http://kokudoikueikai.or.jp/regulations/scholarship.html

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