鴻池奨学財団の給付型奨学金(2025−2026年

鴻池奨学財団の給付型奨学金

対象者

(1) 大学(大学院)に在学している者
(2) 学力が優秀である者
(3) 志操堅固である者

(4) 身体が健康な者
(5) 学資の支弁が困難と認められる者
(6) 在学する大学によって推薦された者

進路制限

 なし

提出書類

(1) 奨学生願書(写真を貼付)
(2) 学業成績証明書
(3) 健康診断書

※願書記入上の注意

選考の大切な資料となるため、事実をありのままにくわしく書く。 事実と違ったことを書いたり、記入すべき事項が書いていないときは選考に洩れたり、あとで失格することがある

Eメールアドレスの登録及び設定について

(1) 原則として、当財団と奨学生との連絡手段はEメールとする。 ファイルを添付する場合もあるため、パソコンのアドレスとする。

(2) 迷惑メールとして振り分けられることを防ぐために、あらかじめ受信許可リストに「@konoike.co.jp」を登録のこと

(3) 奨学生本人のEメールアドレスについては、卒業後に連絡をする場合もあるため、学内で付与されるアドレスではなく、別途に取得したアドレスを使用すること。 (4) Eメールアドレスを変更した際は、速やかに届け出なければならない

選考

 当財団の奨学生選考委員会が書類並びに面接による審査を行い、選定の結果は、在学 学校長を経て、本人に通知する。

奨学金の廃止、停止、休止、再開

  次の各号の一に該当すると認められるときは、在学学校長の意見を徴して奨学金の交付を廃止する。

① 傷い疾病などのため成業の見込みがなくなったとき ② 学業成績または性行が不良となったとき ③ 奨学金を必要としない理由が生じたとき ④ 在学学校で処分を受け学籍を失ったとき ⑤ 前各号のほか、前記3に規定する奨学生としての資格を失ったとき

  奨学生の学業または性行などの状況により、指導上必要があると認めたときは奨学金の交付を停止する。

  奨学生が休学し、または長期にわたって欠席したときは、奨学金の交付を休止する。

  奨学生が復学した場合、本人または連帯保証人の申し出により奨学金の交付を再開する

奨学生の義務

(1) 奨学生として採用された者は、採用の通知を受けた日から10日以内に連帯保証人と連署した誓約書を理事長宛に提出しなければならない。
(2) 奨学生は、毎年度末、学業成績表及び生活状況報告書を理事長宛に提出しなければならない。

(3) 奨学生は、次の各号の一に該当する場合は、直ちに届け出なければならない。 ただし、奨学生が病気その他の事由により届け出ることができないときは、連帯保証人が届け出るものとする。

① 休学、復学、転学、留学、留年又は退学したとき ② 停学その他の処分を受けたとき ③ 連帯保証人を変更したとき ④ 本人又は連帯保証人の氏名、住所その他重要な事項に変更があったとき

(4) 奨学金の交付を受けた奨学生は、その都度直ちに奨学金受領書を提出しなければならない。

奨学金の支給停止及び返還命令について

  奨学金給付規程に定める事項に違反した際は、奨学金の支給停止及び返還を命じる場合があるため留意すること。

奨学金の金額と期間

 月額3万円を在学する学校の正規の最短修業期間の終期まで。

 原則として、半年分をまとめて1(4月~9月)と 10/1(10月~3月)の年2回、奨学生本人のゆうちょ銀行口座に給付する。 支給日が金融機関の休日であった場合は翌営業日に支給する。 尚、新規採用者については、採用年度の4月~9月分を8/1に支給する。

応募方法と期間

 学校を通して応募します。学校への応募期限は学校によって異なりますが、2025年4月中旬までが多いようです。

受かるコツ

 当団体は趣旨をこう説明しています。

  「本奨学財団は、平成6年5月31日、文部省から設立を認可された財団法人として運営していたが、平成25年4月1日に内閣府から移行認定を受け、公益財団法人となった。

  大学(大学院)に在学する学生(留学生含む)に奨学金を給付するとともに、学術研究に助成することにより、社会有用の人材の育成と学術研究の振興に寄与することを目的としており、その事業は次の2つに大別される」。

 「故鴻池藤一氏(株式会社鴻池組元会長)並びに鴻池一季氏(株式会社鴻池組社長(当時))は、永年の建設事業活動を通じて「より豊かな社会づくりのためには、物づくりのみならず人づくりと学術研究の振興が大切である」との思いから、奨学金の給付と研究助成を事業内容とする奨学財団の設立を念願し、それが実って本財団の設立となったものである」。

 あなたが以上の趣旨に賛同し、それに貢献できる人材だとアピールしましょう。

 具体的な書き方のコツはこちら

こちらの奨学金も要チェック

 現在募集中の国内&海外留学向けの返済不要な奨学金リスト

→小・中学校、高校・高専、大学、大学院、短大・専門学校の学生、社会人がもらえる給付型奨学金のリスト。効率的に奨学金情報を集められます

 奨学金に受かるには:応募書類の書き方のコツ

→これまで1900万円ほどの返済不要な奨学金を獲得してきた熟練のノウハウを無料で全文公開しています。基礎編から、具体例つきの応用編まで。
 さらに、大型奨学金については、それらに特化した書き方の説明を詳しく行っています。キーエンス財団やトビタテ留学Japan、似鳥国際奨学財団、学振DCなど。対象は今後も追加予定です。

 奨学金の選び方のポイント:奨学金を探す際に知っておきたい基礎知識

 そもそも、奨学金の募集情報を見ても、よくわからない。「併用」ってなに?「奨学生の義務」って?そういう初心者の方向けに、奨学金情報の基本を分かりやすく解説します

 奨学金の賢い借り方とは?

→貸与型奨学金を借りる場合、どこから借りたらよいのか。そのポイントを説明しています。

 奨学金以外で教育資金・学資を貯めるコツ

→返済不要な奨学金がなかなか獲得できないので、教育資金が足りない。あるいは、奨学金だけでは教育資金が足りない。そういう方は少なくないでしょう。特に、留学を目指す場合はそうです。そこで、教育資金を貯めるコツを紹介します。

 世界大学ランキングとトップ校の返済不要な奨学金リスト(2025−2026年

 留学を目指している方、必見。世界の大学のレベルは「偏差値」ではなく、「世界大学ランキング」で表します。では、このランキングとはなんなのか。世界のトップ校はどこなのか。それを分かりやすく説明します。

※ところで、奨学金の獲得を目指す以外にも、教育・留学の資金を貯めるコツがあるのを知っていますか?

 たとえば、節約方法は時とともに変化しており、新しいやり方も登場しています。従来のやり方は新しいやり方によって時代遅れになったり乗り越えられたりします。それらをまとめて紹介しています。

 他方で、資金を貯めるには、やはり収入を増やすことが望ましいものです。そのための具体的な方法も紹介していきます。高校生から社会人・保護者まで実践できる各々の方法を紹介していきます。くわしくはこちら

タイトルとURLをコピーしました