黒部市は高校生向けの給付型奨学金と、大学・短大・大学院の学生向けの貸与型奨学金を提供しています。貸与型は、返済支援制度もついています。
黒部市の給付型・貸与型奨学金
目的
成績が優秀であるが、学資の支弁が困難な者に対し、奨学資金を貸付または給付し、有用な人材を育成すること。
対象者
（１）黒部市民であること。（学業のため市外に転出している者を含む）
（２）学資の支弁が困難であること
（３）品行方正で学業成績が優良、今後学業を継続できる見込みがあること。
（４）在学したまたは現に在学する校長の推薦があること。
※給付型奨学金は高校・高専の学生のみ
※無利子の貸与型奨学金は短大・大学・大学院とそれに類する学校のみ
成績制限
学校の成績が平均３程度以上
所得制限
給付については、世帯収入の目安を300～400万円／年。
ただし、 世帯構成によって目安金額は異なります
提出書類（①～③は全員。④⑤は該当する場合のみ。）
① 奨学生願書 （指定様式）
② 奨学生推薦調書 （指定様式により学校長が作成したもの）
※①②は市役所学校教育課窓口および市ホームページ(学校教育課ﾍﾟｰｼﾞ内)で入手できます。
③ 成績証明書 （学校長が作成し、厳封したもの） ※②③は、新入生は出身校長、２年生以上は在学校長で作成。
④ 健康診断書 ※②の作成校で健康診断を受けていない場合のみ。直近１年以内に受診したもの。
⑤ 特別な家庭事情がある場合、その事由を証明する書類
※例：主たる家計者の急な失業⇒離職票、主たる家計者の病気⇒診断書 等
選考の流れ
奨学生審査委員会で審査・選考の上、市長が決定し、６月末までに通知します。
採用が決定した場合、誓約書を提出していただきます。誓約書には奨学生本人の記名捺印のほか、連帯保証人２名の記名捺印が必要です
連帯保証人は成年で独立した生計を営む者で、そのうち１名は奨学生の保護者とします。連帯保証人を設けることができない場合、奨学資金の交付を受けることはできません。
返済
卒業後10年で均等返済
奨学金の返済・返還支援
一定の条件を満たした場合に、この奨学金の返済を支援します。
（１）定住促進補助金
大学等を卒業後１年以内に黒部市内に住所を定め居住し、次年度以降引き続き居住し ている等の条件を満たした場合に、前年度に返済した奨学資金額の４分の１の額を補助 します。
（２）医療介護事業所就業促進補助金
大学等を卒業後１年以内に黒部市内の医療機関または介護事業所に看護師または介護職員として就職し、次年度以降引き続き在籍している等の条件を満たした場合に、前年度に返済した奨学資金額の４分の１の額を補助します。
奨学金の金額と期間
給付型：高校生が対象：月額１７０００円
無利子の貸与：
大学（短期大学及び大学院を含む）又はこれに準ずる対象：月額２万，４万，６万円のいずれか
奨学金の期間は在学する学校における正規の最短修学期間 （４年制大学であれば４年間。ただし、高等専門学校は３年間。）
７月下旬と９月下旬の２回に分けて指定口座に振り込みます。
応募方法と期間
２０２５年４月１日（火）～ 年５月９日（金） ※平日の午前８時30分から午後５時15分まで、市役所学校教育課の窓口に直接ご提出ください。（郵送不可）
また、提出の際には下記（ア）もしくは（イ）もご持参ください。
※マイナンバーが必要な手続きには、本人確認が義務付けられています。（個人番号＝マイナンバー） 保護者様がご来庁のうえ、保護者様に関する下記いずれかの書類をご提示ください。
（ア）個人番号カード
（イ）通知カードおよび身分証明書（運転免許証等）
提出課題
申請書にて、奨学金を希望する理由の作文あり。
受かるための書き方のコツは、こちらへ。
奨学金に受かるために、求められること
あなたやそのご家族は、現在、借金がありますか？もしあるなら、この奨学金に応募しても、落ちる可能性が高いといえます（もし借金がないなら、この部分は読み飛ばしてください）
なぜか。この奨学金は、将来、あなたやご家族が返済する必要があります。そのため、あなたやご家族が現在借金をしているなら、この奨学金＝新たな借金を貸してもらったとしても、将来この奨学金を返せない可能性が高い。
そう考えられた結果、この奨学金に応募しても、落ちてしまう可能性が高いのです。
実際に、これまでに借金をした状態で奨学金に応募してみて、落とされた経験はありませんか？そのような経験をしたことのある方はとても多くいます。
解決策とは？
では、どうすればよいか。あなたやご家族の借金が少ないなら、節約をするなどして、すぐに返済しましょう。
もし借金が多いなら、どうすればよいか。自分の力だけでは返すのは難しそう。そういう方は、こちらのページへ。相談無料で借金返済を手伝ってくれる専門の弁護士がいます。
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出典 公式サイト
https://www.city.kurobe.toyama.jp/news/detail.aspx?servno=13458