中谷財団の給付型奨学金(2025−2026年

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 中谷財団には複数の給付型奨学金があります。

目次(クリックすると移動できます)

中谷財団の国際学生交流プログラム助成

 これは、将来グローバルに活躍する研究者・技術者を目指す日米の理系学部学生を対象に、海外の大学研究室で夏季・春季休暇期間中に研究を体験するプログラムです。
 この国際学生交流プログラム夏季短期留学の参加者は、米国ジョージア工科大学の夏季研修生として、研究室に所属して実際に研究を体験します。

対象者

 日本国籍または永住権をもつ学生で、日本の大学に所属する理系学部の大学生(応募時点で1年生~3年生)。特に1年生、2年生が優遇されます。

採用人数

10名

成績制限

 ジョージア工科大学で研究を行うための十分な英語力。

※渡米前(J1ビザ取得手続き)に同大学の定めた英語要件を満たす必要があります。英語力判定のため、2025年3月22、23日の最終面談の半分は英語で行います。

留学プログラムの内容

・渡航前オリエンテーション(国内)
・ジョージア工科大学でのオリエンテーション
・ジョージア工科大学の研究室におけるリサーチインターンシップ
・ジョージア工科大学の学生との共同のポスターセッション
・帰国後の成果発表会(国内)

 なお、米国ジョージア州アトランタにある州立大学です。工学部は全米No.4、BMEはNo.2に選ばれています(U.S. News & World Report2025 Ranking)。

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留学期間

2025年8月10日(日)~9月28日(日)(予定)(8月10日出国、9月28日帰国)
※渡航直前オリエンテーションを2025年8月9日(土)に首都圏で行います。

※渡米中の一時帰国は出来ません。

公式の紹介動画(画像をクリックすると動画が始まります)

奨学生の義務

 留学期間の全日程および帰国後の成果発表会に参加が可能なこと。
国内で渡航前オリエンテーションおよびUS Fellowsとの交流イベントを5月24日(土)、25日(日)、成果発表会を帰国後、10月4日(土)に行う予定。

課題提出

 英語でのエッセイを提出して頂きます。過去の参加学生のレポートが助成実績から参照できます。ジョージア工科大のHP等々も参考にして自分のやりたい研究・興味を書いてください。

 受かるためのエセーの書き方のコツはこちらのページ

奨学金の内容

・研修費用(日本、米国)、渡航費ならびに国内外の移動費、滞在費、食費(一部)、留学生用旅行保険代、Visa取得費用
※パスポート取得費用、一定額以上の通信費、観光費等の費用は本人負担

 なお、この留学プログラム修了者は、米国・欧州の大学研究室でより本格的な研究を行う春季のアドバンストプログラムに応募できます。
 アドバンストプログラム短期留学先はHarvard大(物理)、Georgia Tech(バイオ)、UCDavis校(バイオ)、ドイツ人工知能研究所・DFKI(AI、データサイエンス、ロボット)、アーヘン工科大(化学)。

募集期間

 2025年1月8日(水)~2025年2月22日(土)に、ホームページから応募します

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中谷財団の大学院生奨学金(給付型奨学金)

対象者

 BME (Bio Medical Engineering)分野 〜生命科学と理工学の融合境界領域〜 において博士号の取得を目指す、日本の大学院(博士前期・後期課程、一貫制博士課程)に入学を予定している、または在籍中の、日本国籍または日本の永住権を有する者。

※学部4年生(2025年秋、2026年春に大学院入学予定の方)の応募も歓迎いたします。

※奨学金給付対象期間が1年未満の方は応募できません。

※日本の大学院に入学予定であれば、海外からも応募可能

※日本の永住権をもっていれば応募可能

併用

 日本学生支援機構等、公的な奨学金との併給は可能です。
 民間の奨学金との併給は不可

採用人数

 11名程度

留学との関係

 団体に個別相談が必要

 提出書類

①アブストラクト(申請内容の要約)
②申請書

③成績証明書(学部の全学年分(高専の場合は全学年)および大学院の取得可能な時点までのもの)
④指導教員による推薦書 ※申請者を良く知る旧所属の指導教員による推薦でも結構です。

⑤所属部局長による申請承諾書
⑥個人情報の取り扱いに関する同意書

審査方法

 審査委員会による書類選考を行い、通過された方を対象に面接審査を行います。
 面接日は9月初旬、場所は東京都内を予定しており、財団で指定した日時のみとさせていただきます。

※予備日は設けません、欠席は応募辞退となります。
※面接審査では、追加の説明資料等は受付いたしません。

 面接審査の要否は8月上~中旬に申請者本人にメールにて通知予定です。
最終結果は、9月下旬に申請者本人にメールにて通知予定です。(後日、採択通知書を郵送)

奨学生の義務

 各年度末にそれぞれ報告書および学業成績証明書を提出していただきます。
 受給終了時には終了報告書を提出いただきます。

 就学状況に関し、面談、報告等を求める場合がありますので、ご対応ください。
 財団の実施する贈呈式や交流会等へのご出席、同窓会へのご参加等をお願いいたします。

奨学金の金額と期間

 博士前期課程  月額12万円
 博士後期課程  月額20万円

 期間は給付開始時より博士号取得までの最短修業年限とし、最長で5年または6年間
(博士前期課程2年+博士後期課程3年(4年課程は4年))

 2ヶ月毎に財団が指定する銀行の奨学生本人の口座に振り込みます。

応募方法と期間

 2025年4月1日(火)~6月2日(月)に、ホームページから応募します。

受かるコツ

 当団体は応募要項にて、目的を日本と国際社会の発展、生活の向上にあると説明しています。そのためにグローバルに活躍する人材を育成しようとしています。

 よって、あなたはその目的のためにグローバルに活躍する人材だとアピールしましょう。

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出典 公式サイト


https://www.nakatani-foundation.jp/business/ries/

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