オークラ育英財団の給付型奨学金(2025−2026年

オークラ育英財団の給付型奨学金

対象者

 次のすべてを満たすもの

 2025年の4月1日現在、日本国内の4年制学部に在学する大学生(2年生以上)で、原則として年齢が30歳以下であること

 日本国籍を有すること

 学業、人物ともに優秀であり、健康であること

進路制限

 なし

採用人数

 10名程度

提出書類

①本人確認書類(運転免許証、住民票の写し(マイナンバーの記載のないもの)、旅券(パスポート)、健康保険証、官公庁が顔写真を貼付した各種福祉手帳(身体障害者手帳など)のどれか)

②在学証明書

③成績証明書
 GPAが記載されたもので、大学が発行する書類であること。大学入学時点から応募年度の前年度後期までの成績が記載されていること(2025年度応募時、大学入学時から2024年度後期分まで記載されている)

④主たる生計維持者の収入確認書類
源泉徴収票(直近の期間に係るもの)または確定申告書(直近の期間に係るもの)の写し

※応募に必要な書類はすべてPDFデータに電子化し、ご用意ください。

※応募書類の受付後、記載内容の確認のため、事務局より電話連絡をさせていただく(または、応募者本人との面談をお願いする)場合があります。また、応募書類の返却はいたしませんので、ご了承ください。

選考

 選考委員会の選考を経て、理事会で奨学生を決定します。

 応募者多数の場合、主たる生計維持者の年間の給与収入が550 万円未満(給与所得以外の場合には、年間の所得が200 万円未満)である者を審査対象とします。

※応募書類の受付後、記載内容の確認のため、事務局より電話連絡をさせていただく(または、応募者本人との面談をお願いする)場合があります

※成績や応募理由・経済状況から総合的に判断します

※現時点では、奨学生が必ず参加しなければいけない行事は予定されていません

奨学金の停止又は廃止

奨学生が次のいずれかに該当することとなったときは、奨学金の支給を停止又は廃止することがあります。

①留年、休学、転学又は退学したとき、又は長期にわたって欠席しようとするとき
②学業又は性行などの状況により指導上必要があると認めたとき
③傷い疾病などのため成業の見込みがなくなったとき

④学業成績又は操行が不良となったとき
⑤奨学金を必要としない理由が生じたとき
⑥奨学生として適当でない事実があったとき

⑦在学大学で処分を受けたとき
⑧当財団の事務局と長期にわたって連絡がとれないとき
⑨この法人の理事会で給付を廃止すべきと認められたとき

奨学金の金額と期間

 月額3万円 (年額36万円)を2025年4月から2026年3月までの1年間

 4月分から6月分は6月30日までに3ヶ月分をまとめて支給します。月分以降の支給スケジュールは以下の通りです。尚、支給日が休日に当たるときは、その前営業日とします。

① 7月・8月・9月分 → 8月31日
② 10月・11月・12月分 → 11月30日
③ 1月・2月・3月分 → 2月28日

応募方法と期間

 2025年4月1日~2025年4月30日に、ホームページから応募します。

 選考結果については、本人に通知します。
(2025年6月下旬を予定)

提出課題

 ホームページの応募フォームにて、作文あり

 奨学金を希望する理由(奨学金が必要な事情)及び奨学金の使い道、大学でこれまで勉強し学んできた内容や身につけてきたこと、また在学中にどの分野に携わり、勉強に励んでいきたいか、将来の夢や目標、希望する進路などで800文字

 自己PRで400文字

受かるコツ

 定款において、この団体の目的がこう説明されています。

「この法人は、日本国内に所在する大学に在籍する学生で、成績優秀であり、方正謹厳で修学意欲がありながら、経済的理由により修学が困難な者に対する奨学金支給事業を行い、社会有用の人材の育成及び教育の発展に寄与することを目的とする」。

 公式サイトにて、代表理事のメッセージが公表されています。

「将来の夢や希望に満ち溢れた大学生が経済的な理由からアルバイトに明け暮れたり、夢を諦めることのないように。

 少しでも経済的な負担を減らし、学業を中心とした充実した大学生活を送っていただきたい。そんな思いから返済義務のない給付型の奨学金支給事業を行う財団を創る考えに至りました。

この事業を通じて、新時代を築く人材の育成に貢献してまいりたいと考えています」。

 あなたがそのような人材だとアピールしましょう。

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出典 公式サイト

https://okura-ikueizaidan.com/guidelines

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