東洋水産財団の森記念奨学金（給付型奨学金）
趣 旨
一般財団法人東洋水産財団（以下、本財団という）は、日本国内の大学、大学院に在学し、食品科学に関する分野を専攻、研究している者のうち、有為な者であるにもかかわらず、経済的理由により修学が困難な者に対し奨学援助を行うことをもって、食品科学に関する見識を深め、食品分野で活躍する人材を育成することを目的とします。
対象者
出願する年の４月現在、日本国内の大学第１学年以上、大学院修士課程または博士課程に在学している者
※ただし、当年度９月に卒業する者は除く。
食品科学に関する分野を専攻、研究している者
経済的に学業の継続が困難と認められる者
学業成績、人物ともに優れている者
指導教員等の推薦する者
※過去に本財団の奨学生となった者も応募資格を有します。
所得制限
主たる家計支持者は、父母がいる場合は父母双方、父母がいずれかの場合はその片方、父母がいない場合は家計を支えている者のことをいう。
●給与所得者の世帯（年間の収入額）
（１）世帯人数が３人以下の場合、主たる家計支持者の収入の合計が８００万円以下であること
（２）世帯人数が４人以下の場合、主たる家計支持者の収入の合計が９００万円以下であること
（３）世帯人数が５人以上の場合、主たる家計支持者の収入の合計が１,０００万円以下であること
●給与所得者以外の世帯（年間の所得金額）
（１）世帯人数が３人以下の場合、主たる家計支持者の所得金額の合計が４８０万円以下であること
（２）世帯人数が４人以下の場合、主たる家計支持者の所得金額の合計が５４０万円以下であること
（３）世帯人数が５人以上の場合、主たる家計支持者の所得金額の合計が６００万円以下であること
（４）家計支持者が２名の場合、資産額が２,０００万円未満、家計支持者が１名の場合、資産額が１,２５０万円未満であること
※主たる家計支持者が給与所得者と給与所得者以外の混在する場合は総合的に判断する。
採用人数
１８０名程度
※各大学から５名以内の採用とします。
併用
本奨学金以外の奨学金を受給されている学生の方は、給付型、貸与型問わず、応募は可能でございますが、選考の過程での判断材料にさせて頂く場合があります
提出書類
ア 奨学金願書 サイズＡ３（ホームページにExcelあり）
イ 指導教員等の推薦書（ホームページにWordあり）
ウ 学業成績証明書（大学院生の場合は大学時の成績も含み、大学第１学年は高校時のもの）
エ 在学証明書
オ 同一生計家族全員（学生は必要なし）の前年分収入証明書（以下をご確認下さい）
給与所得者（会社員、パート）の場合 ： 源泉徴収票のコピー
自営業で確定申告： 確定申告書のコピーと所得証明書
年金受給者（老齢・障害・遺族等）： 年金振込み通知書のコピーと所得証明書
生活保護受給者 ：生活保護決定・変更通知書のコピーと所得証明書
各種手当 ：各種手当のコピーと所得証明書
無職無収入： 所得証明書
※所得証明書は、「全ての項目が記載された証明書」を発行して下さい。
カ 住民票の写し（家計を支えている世帯全員の記載があるもの）
キ 国の給付型・貸与型奨学金、他の奨学金を申請・受給・返済している場合、その支給元、支給期間、支給金額、返済の要否等を証する書面又はその写し（大学院生の場合は大学時含む）
ク 振込口座確認書（ホームページにExcelあり） （大学窓口の方）
ケ 各大学の食品に関る学科の学生総人数を証明できる資料。（大学4学年と大学院の総数）
コ 応募者記入シートの大学情報と個人情報の記入。
（ホームページにExcelがありますので入力頂き本財団のメールアドレスへExcelのまま送信下さい）
奨学金の休止又は廃止事由
（1）休学し、又は長期にわたって欠席したとき （2）学業又は性行などの状況により、指導上必要があると認めたとき
（3）退学したとき （4）傷い、疾病などのため成業の見込みがなくなったとき （5）学業成績又は性行が不良となったとき
（6）奨学金を必要としない理由が生じたとき （7）奨学生として適当でない事実があったとき （8）在学校で処分を受け、学籍を失ったとき （9）その他奨学生としての資格を失ったとき
奨学金の金額と期間
月額 ５万円を奨学生に採用したときから、１年間
奨学金は、３カ月毎の一定日に交付するものとします。 （本人名義の銀行等の預金口座に入金します。）
注：給与に当たっては、４月分から遡って、支給します。
応募方法と期間
学校を通して応募します。学校への応募期限は学校によって異なります。学校から団体への提出期限 は2025 年６月25日です。
選考の結果を７月下旬から8月上旬に学内の窓口宛へ郵送でご連絡する予定です。
提出課題
願書にて、「食品分野に関する将来の目標等」
（200字～300字）や、奨学金を必要とする経済的理由の作文あり。
受かるコツ
当団体は選考基準をこう示しています。
「 ①経済的状況から学業の継続が困難である可能性が高いと認められる者を優先して、奨学生に採用する。
②研究内容や専攻している学問の内容を配慮し、食品科学の発展に資すると考えられる者を優先して、奨学生に採用する。
③より多くの大学、大学院から奨学生を採用できるように配慮する」。
１と２の2つがあなたの応募書類作成に直接関わる点です。基準がこのように明確ですので、あなたが経済的に困難を抱えながら食品科学の発展にどう貢献したいかを論じましょう。
具体的な書き方のコツはこちらへ。
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