鶴見奨学研究助成財団の給付型奨学金
対象者
実践的・創造的技術者を目指している者
日本国内の工業系高等専門学校、大学及び大学院に在籍し修学している学生で当該募集年度の4月時点におきまして下記に該当する学生(該当学年のみ)を対象とします。
①高等専門学校(本科4年生)
②高等専門学校(専攻科1年生)
③大学(学部生/3年生)
④大学院(修士課程1年生)
⑤大学院(博士課程1年生)
給付対象期間を通して日本国内の高等専門学校、大学及び大学院に在籍し、かつ年齢が当該募集年度の4月1日現在で28歳以下の者
向学心に富み、学業優秀であり、かつ、品行方正であるもの
採用人数
①高等専門学校(本科生):3~5名程度を予定
②高等専門学校(専攻科生):3~5名程度を予定
③大学(学部生):若干名
④大学(修士課程):若干名
⑤大学(博士課程):若干名
併用
貸与型奨学金:併用可
返済不要の給付型奨学金:併用不可(ただし、海外留学支援の奨学金は併用可)
授業料減免制度:併用可
進路制限
なし
提出書類
※応募の際にはホームページに掲載していますアンケートの事前回答が必要です
①奨学生申込書(本財団指定用紙を使用し、保証人を記入。保証人は原則として保護者とすること)
②推薦書(在学学校長または学部長、教授、キャリアセンター長などの責任者が発行するもの)
③成績証明書(前年度までの全期間)※開封厳禁となっている場合は別途郵送で送付願います。
④在学証明書(当該募集年度の4月以降に発行されたもの)
倍率
高専のみ:2.5倍
奨学金の休止、停止または廃止事由休止、停止となる事由
①休学、または長期に渡って欠席したとき
②休学して留学したとき
留学との関係
休学を伴わない海外留学は、奨学金の休止理由にはなりません。
休学中は、奨学金の支給を休止しますが、復学後の奨学金の支給については、学校や本人との話し合い後に判断致します。
廃止となる事由
①在籍する学校を退学または停学となったとき
②他校への転出や他の学部・学科に編入することが決まったとき
③学業成績が不良で最短修業年限での卒業が見込めなくなったとき
④傷病などのため成業の見込みがなくなったとき
⑤他の奨学金(併用不可のもの)との併用があったとき
⑥当財団法人の奨学金を必要としない理由が生じたとき
⑦当財団法人が指定する義務を怠ったとき
⑧当財団法人の奨学生として適当でない理由が生じたとき
奨学生の義務
奨学生は次に定める義務を履行する必要があります。
財団の開催する行事に出席するとともに、当財団からレポート、制作物などの提出を求められた場合は遅滞なく提出すること。
各行事に出席するための交通費、必要な場合の宿泊費は、財団より支給します。
下記の場合、すみやかに当財団へ届け出ること
①在籍する学校を休学、復学及び退学するとき
②在籍する学校で処分を受け、停学または退学となったとき
③学業成績が不良で最短修業年限での卒業が見込めなくなったとき
④他校への転出や他学部・他学科に編入することが決まったとき
⑤他の給付型奨学金を受給することが決まったとき
⑥当財団法人の奨学金受給を辞退するとき
⑦当財団法人に登録した情報等(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、振込口座等)に変更があったとき
奨学金の金額と期間
①高等専門学校(本科)20,000円/月4年生より
2年間
②高等専門学校(専攻科生)25,000円/月1年生より
2年間
③大学(学部生)30,000円/月学部生(3年)より
2年間
④大学(修士課程)40,000円/月修士課程(1年)より2年間
⑤大学(博士課程)50,000円/月博士課程(1年)より3年間
原則として、下記の支払月に本人名義の預金口座へ振込を行います。
【初年度】1年目7月:3カ月分 / 9月:3カ月分 / 12月:3カ月分 / 3月:3カ月分【次年度】2年目6月:3カ月分 / 9月:3カ月分 / 12月:3カ月分 / 3月:3カ月分
(3年目は博士課程のみ)【次々年度】3年目6月:3カ月分 / 9月:3カ月分 / 12月:3カ月分 / 3月:3カ月分
応募方法と期間
2025年5月7日(水)までに団体にメールで応募します。
zaidan1@tsurumifoundation.or.jp
※成績証明書等が開封厳禁となっている場合の郵送先 (郵送する場合は事前にメールで通知してください)
〒538-8585 大阪市鶴見区鶴見4-16-40(㈱鶴見製作所内) 一般財団法人 鶴見奨学研究助成財団 事務局宛
受かるコツ
当団体は趣旨を高説明しています。
「当財団法人の設立拠出者である株式会社鶴見製作所(東証プライム上場/6351)は、創業以来、水を通じて社会の発展に貢献することを目指して参りました。
水との関わりを通じた社会環境の充実、或いは自然災害等からの復旧・復興や防災・減災分野に貢献するには、一企業の枠を越えて、これらに関連する新しく、独自の技術開発等に取り組んでいる研究者等を支援することで、「地球」そして「かかわるすべての人」という2つの軸を中心とした社会の課題を解決できるだろうと考えました。
そこで株式会社鶴見製作所は2024年に創業100周年を迎えることを機に、①実践的・創造的技術者となる人材の育成を目的とした奨学金の支給、並びに、②将来の水中ポンプのコア技術である流体力学や造形・鋳造等の科学技術分野における日本の優れた学術研究に対して研究助成金を支給することで、①若く優秀な技術者と研究者の育成と、②科学技術の振興及び発展向上を通じて、地球規模での持続可能な社会環境の創造に貢献できるように、当財団法人を2023年10月6日に設立いたしました。
当財団法人は、上記設立拠出者の設立趣意に基づき、奨学金及び研究助成事業を推進して参ります」。
以上を踏まえて、あなたもそのような人材であるとアピールしましょう。
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出典 公式サイト
https://www.tsurumifoundation.or.jp