ファッションが好きで興味がある方はたくさんいらっしゃるでしょう。他の人とコミュニケーションをしっかりとれて、チームワークもできる。そのような方には、未経験や他業界の方でも、アパレル業界で働くことを真剣に検討してみることをおすすめします。
そこで、この記事では、次のことをご紹介していきます。
アパレル業界はどのような特徴があるか、
どのような仕事があるか、
どのような人に向いているか、
どのようなデメリットや注意点があるか、
どのようなやりがいや利点があるか、
どうやったらこの業界でよりよい仕事を見つけられるか
ちなみに、アパレル業界での転職は50代くらいまで可能です。それ以上の方は難しいのが一般的ですので、それ以上の場合はこちらへ。
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ファッション・美容業界の転職・派遣なら【iDA】アパレル業界の特徴:「好き」と仕事が直結しやすい
他の様々な業界と比較した場合、アパレル業界は「好き」や興味が仕事の内容と結びつきやすい業界だといえます。
「好きなことを仕事にできたら、どんなに幸せだろう」。そう思う方は多くいることでしょう。しかし、実際にこれは難しいものです。
たとえば、好きなことが仕事の内容になる職種といえば、画家や音楽家あるいは漫画家などが挙げられます。
好きなことを追求していった結果、それで生計をたてられる。そのような興味とやり甲斐に恵まれた人生。
しかし、画家などの芸術家や漫画家は多くの場合、経済的に苦しいというのもよく聞く話です。
「趣味を仕事にする」と「安定的な生活を維持する」の2つは、なかなか両立しにくいものです。
この点において、アパレル業界は優れた特徴をもっています。その特徴とは、これら2つを両立しやすい職種だということです。
ファッションに興味がある。ファッションが好き。それを仕事にできるかといえば、そのようなアパレルの仕事はたくさんあります。
というのも、展覧会や音楽会に行かない人でも、漫画を読まない人でも、服は着るためです。「衣」食住は誰にでも必要です。あれば望ましいのではなく、「必要」です。
だからこそ、芸術家などと異なって、アパレル業界で働き生計を立てることは多くの人にとって十分に可能なのです。
他の業種でも、「好き」が仕事につながりやすいことはあります。それでも、アパレルの仕事は常にファッションと美的環境に関わっており、特に「好き」と仕事が直結しやすく両立させやすい業種だといえます。
アパレル業界はどのような仕事がある?
では、そもそも、アパレル業界で働く場合、どんな仕事があるのでしょうか。ファッションに関わる仕事といっても、実に様々な仕事内容があります。
お店のスタッフ
代表的なのは、ショップのスタッフでしょう。店内でお客さんに接客します。さらに、店内の商品ディスプレイで商品の魅力を伝えたり、SNSなどで最新作の紹介をしたりします。
ほかにも、売上管理などの事務作業もあります。ショップの各スタッフをとりまとめ、お店を切り盛りする店長もいます。
バイヤー
アパレルのお店の裏方として、お店で販売する商品を他社から買い付ける「バイヤー」(買う人、の意)という職種があります。
バイヤーについてはテレビなどでも名前を聞くことがあるでしょう。セレクト・ショップなどでは、自身のお店にふさわしい商品をいろんなお店から買い集めて、お客さんに販売します。その仕入れをするのがバイヤーです。
他業種でいえば、料理屋さんには、仕入れのプロがいます。新鮮な魚介類を仕入れる事ができれば、料理もそれだけおいしくなります。
同様に、アパレル業界のバイヤーが時流に合った優れた商品を見つけ出し、仕入れることによって、アパレル・ショップは繁盛します。
デザイナー
アパレル業界の花形といわれるのがデザイナーです。洋服のデザインを担当します。それぞれのブランドのイメージに沿った新しいデザインを生み出していくことで、ブランドの根幹をつくりあげています。
パタンナー
デザイナーはデザイン画をつくりますが、そこで主な仕事は終わりです。そのデザイン画をもとに型紙(パタン)をつくるのが、パタンナーです。型紙をもとに、服が実際につくられていきます。
パタンナーはデザイン画をみて、デザイナーとやりとりしながら、デザイナーの考えをより忠実に現した型紙をつくることになります。
デザイン画が同一であっても、パタンナーによって出来上がる型紙が異なってきます。よって、パタンナー次第で、実際に出来上がる服は異なってきます。
平面的なデザイン画を立体的な服に至らせる上で、パタンナーはこのような重要な役割を担っています。
広報担当
ブランドの新作商品などを外部に宣伝する約目です。テレビやウェブサイト、雑誌やSNSなどを駆使して、ブランドやお店を魅力的に紹介し、売上を高めます。
もちろん、広報担当は他の業界にもいます。アパレル業界の広報の特徴としては、ブランドが新作商品のファッションショーを行うことでしょう。ファッションショーによる宣伝をどのように行うか。このような職業経験をつめます。
マーチャンダイザー(MD)
新しい服がお客さんの手に届くまでには、様々な工程があります。
どのような服が売れそうかを調べ(市場調査)、商品を企画・開発し、それをどのような仕方で売れるかという販売戦略を考え、そのための予算を決めて確保し、デザイナーたちに発注し、その生産スケジュールを管理し、出来上がった服をお店に届けさせ、どう宣伝するかを決め、その売上を管理し、次につなげる。
このような一連のプロセス全体の統轄者がマーチャンダイザーです。アパレル業界のプロデューサーとも呼ばれます。全体を仕切る役割であり、それぞれの主要なスタッフと交渉する調整役です。
ビジュアルマーチャンダイザー(VMD)
ビジュアルマーチャンダイザーはそれぞれのお店のビジュアル面を担当する職務です。
有名ブランドなどに顕著ですが、それぞれのお店はそれぞれ独自の雰囲気を演出しようとしています。そのために、自分たちのブランドのイメージに合った商品ディスプレイや空間づくりを追求しています。この役割でトップを担うのがビジュアルマーチャンダイザーです。
ブランドのイメージを魅力的に伝えることでお客さんを魅了するだけでなく、商品が売れやすくなるような空間づくりなども行います。
どのような人がアパレル業界に向いているか
以上のように、アパレル業界の仕事は多様です。よって、厳密に考えれば、それぞれの仕事によって向いている人の特徴も異なってきます。
それでも、アパレル業界に向いている人の共通の特徴をあげることができます。
1、ファッションに興味を持っていること、あるいはファッションが好きである
この点はあまり説明が必要ないかもしれません。
アパレル業界では、トレンドの移り変わりが早く、それに合わせて新作を制作し、あるいは仕入れて、販売する必要があります。タイミングを外せば、商品が売れ残り、損失がでます。
そのため、アパレル業界の方たちは常にファッションの最新情報を収集する必要があります。自社だけでなく他社の情報も広く収集することになります。
アパレル業界で働く限り、常にこの最新情報を追い求める必要があります。そもそもファッションに興味がある人なら、それを頼まれなくても自分で行うでしょう。よって、この業界に向いています。
2,他者とのコミュニケーションをスムーズに行えること
アパレル業界の仕事は常に他者とのやりとりが必要です。ショップの接客やバイヤーの仕入れだけでなく、たとえばデザイナーもそうです。
デザイナーは自分の考えをデザイン画で示すだけでなく、それをどのような服として形にしてほしいかをパタンナーに伝えます。
一見すると単独で仕事をしていそうなデザイナーですら他者とのしっかりしたコミュニケーションが必要となります。他の仕事でも、同様に、他者とのチームワークがしばしば必要になります。
よって、会社のスタッフであれお客さんなどであれ、他者とスムーズにコミュニケーションができる方はアパレル業界に向いています。
もっとも、他者とのコミュニケーションが「好き」である必要はありません。お客さんや同僚などと話をするのが好きではなくても大丈夫です。「仕事だから」と割り切ってスムーズにコミュニケーションを取れるのであれば問題ありません。
働き方:注意点やデメリットなどとともに紹介
ここから、アパレル業界での働き方を紹介します。注意点などとともに説明していきます。
勤務先はお店か本社か
アパレル業界では、勤務先は大別するとお店・ショップか本社かの2つあります。
大半の方はお店に勤務します。上述のように、接客やディスプレイなどを行い、商品をお客さんに直接売る役目です。
お店に勤務の場合は、早番と遅番のシフト制が一般的です。早番は夕方頃には帰宅できます。遅番はお昼前に働き始めですので、午前中は時間が使えます。
注意点としては、土日や祝日は休めないのが一般的だということです。なぜなら、お客さんは土日祝日にお店に多く来るためです。
本社勤務の方は、マーチャンダイザーやバイヤー、広報担当などです。本社勤務は人気でありながら、なれる人数が限られています。そのため、いきなり本社勤務での就職や転職を目指す場合には、それなりの能力や実績が求められます。
土日や祝日、ゴールデンウィークなどの連休は休めるのが普通です。ただし、繁忙期になると残業が多くなります。
まずはお店で勤務を始めて、本社勤務にキャリアを変えるという方法をとれる会社もあります。
待遇
アパレル業界の場合でも、正社員や契約社員、派遣社員やアルバイトといった働き方があります。
一番安定しているのは、やはり、正社員です。正社員はなることができれば、そう簡単にはやめさせられないためです。多くの場合はボーナスもでて、福利厚生もあります。
正社員の中でも、通常の社員や店長、エリア・マネージャーなどのランクがあります。
契約社員は多くの面で正社員と大差ありません。たとえば、給料も正社員とだいたい同じ程度です。一定期間ごとに契約を結ぶという点で正社員と異なります。
派遣社員は同じお店に3年以上働くことができません。長くても3年毎に職場を変えることになります。また、不景気になると「派遣切り」される可能性があります。このように、正社員と比べれば不安定な働き方です。
給料は正社員と比べて安いことが多いです。ただ、時給が高めであるので、働く時間がなgければ正社員より稼げる場合もあります。
派遣から正社員になれる制度をもっている会社もあります。
正社員よりも職場での責任は軽いため、家事・育児などを重視したい方は正社員よりも派遣社員のほうがよい場合もあるでしょう。
お店の場合、アルバイトとして働くことも可能です。多くのアルバイトが実際に働いています。
経験や学歴は関係ないため、アパレル業界に興味があるなら、まずは試しにアルバイトから始めるのもよいでしょう。実際に働いてみて、自分がどれだけこの業界に向いているかどうかを知るとよいでしょう。
アルバイトの仕事内容は接客やレジから始まります。安心して仕事を任せられると思われたなら、在庫管理なども任せられることになっていきます。
ほかの業界と同様に、アルバイトは働く時間帯や休みの調整が比較的行いやすいです。
以上の全ての働き方にかんする注意点として、給料は他の業界より比較的安い場合が多いです。本社勤務なら必ずしも安いわけではありませんが、お店勤務だと安い場合が多いです。
もちろん、出世することで給料を高くすることはできます。また、本社勤務にキャリアチェンジできれば、高くなっていくでしょう。
さらに、アパレル業界もまた他の多くの業界と同様に、人手不足です。 そのため、給料が今後高くなっていく可能性もあります。
アパレル業界は何歳まで働けそう?
アパレル業界はお店勤務の場合、40代あたりから、働ける会社・ブランドが限定されていきます。お店の店員さんは若い方が多いイメージをもつ方も多いでしょう。
もっとも、中高年向けのお店であれば、店員さんも同年代のことが多いです。そういったお店を選べばよいでしょう。
産休や育休がとりにくい
アパレル業界は他の業界と比べて、産休や育休がとりにくいといわれることが多いです。そのため、若い世代のアパレル業界離れが深刻になってきています。
この点は若い世代で将来子供がほしい方にはデメリットでしょう。
その反面、若くても子供は当面いらないと考えている方には、メリットにもなりえます。あるいは、すでに子供がいて園児以上の年になっている方にとっても、メリットになりえます。
なぜなら、就職や転職の際に、若い強力なライバルが少なくなるからです。同じ求人を競い合う若い応募者が少ないためです。
よって、あなたが育休や産休を当面必要としないようなら、アパレル業界はむしろ合っているでしょう。
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ファッションが好きで、興味がある人は、アパレル業界で働けば楽しいこともたくさんあります。趣味でファッション情報を収集してきたのが仕事にそのまま役立つのは、なんとすばらしいことでしょう。
好きなブランドの一員になれることに誇らしさを感じることもあるでしょう。
あなたがお客さんに提案した商品をお客さんが買ってくれる。あなたがコーディネートしてマネキンに着せた服のセットをお客さんが参考にして丸ごと買ってくれる。
お客さんがあなたの接客で顔なじみになり、あなた目当てでお店の常連客になってくれる。
こういった時に、やりがいや達成感を感じることでしょう。
アパレル業界でよりよい仕事を見つけるには
アパレル業界の仕事に興味をもった方は、まずはあなたの住んでる地域でどんな仕事があるかをネットで探してみましょう。
ポイントは、アパレル業界に特化した就職・転職サイトを利用することです。あらゆる業界を対象にした有名企業の求人サイトよりも、アパレル専門の求人サイトを利用しましょう。
なぜなら、アパレル専門の求人サイトだけが紹介してくれる非公開求人がたくさんあるからです。さらに、アパレル業界に精通した転職エージェントがあなたの仕事探しを強力にサポートしてくれるからです。
たとえば、選考や面接の対策をしっかりと行ってくれます。その結果、合格率が高まります。さらに、給料などの待遇について、転職エージェントがあなたの代わりに会社と交渉してくれます。
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