専門的知見のもとで生命保険の費用を無料で抑える方法とは:具体例とともに紹介

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 学資をしっかりと貯めていくうえで、生命保険の定期的な見直しが重要です。なぜなら、生命保険の適切な内容はライフステージの変化などで変わってくるからです。

 定期的に見直すことで、生命保険を無駄に多く払ってしまうのを回避しましょう。さらに、あなたにもしものことがあったとしても、お子さんや配偶者に適切なお金を残すことで、お子さんがしっかりと教育を受けられる状態を残してあげましょう。

 ただし、次の方はこの記事の対象外です。20歳未満の方や、学生、無職(主婦はOK)、休職中の方です。もしあなたがこれらの方だったら、こちらへ。それ以外の方は、このまま解決策をご紹介します。

目次(クリックすると移動できます)

そもそも、生命保険の役割とは

 生命保険の主な役割は二つあります。

 第一に、あなたや配偶者が亡くなった後の家族を経済的に支えるための資金となります。

 第二に、あなたの財産があなたの指定した受取人に確実に渡されるようにします。すなわち、相続税対策をしながら、より多くのお金をお子さんなどに相続させる方法になります。

生命保険の適切な金額をどうやって決めるか?

 厳密にいえば、あなたにとっての適切な保険料がいくらかなのかをここで判断することはできません。あなたの価値観や財政状況など、多くの要因を考慮して判断する必要があるためです。

 それでも、その金額を算出するための基準やタイミングをご紹介することができます。

生命保険を見直すべきタイミングとは

 生命保険を見直すことで、保険料を無駄に多く支払ってしまうのを回避しましょう。他方で、いざという時の生命保険の受取金が少なすぎるという事態も回避しましょう。

 ここでは、どのようなタイミングで生命保険を見直すべきかを紹介します。

1,家や車などの購入のためにローンを組む

 家や車などの高額な商品を購入する場合、ローンをくむことになるでしょう。ローンは長期間かけて返済する借金です。

 その返済期間中に、あなたにもしものことが起こったなら・・・。大切な家族がローンの残額を返済できるよう、適切な金額の生命保険に加入しておくことが重要です。そのようにして、お子さんの教育費をしっかりと確保しましょう。

2,結婚する

 初婚にせよ再婚にせよ、結婚は生命保険の見直しのタイミングです。いざという時に、誰にどれだけのお金を残すのか。適切な保険内容を家族で話し合いましょう。

3, 離婚する

 残念ながら離婚した場合も、見直しのタイミングです。経済状況や相続などの関係が変わるでしょう。もしものときに養うべき相手の人数が減るなら、生命保険の補償額もその分だけ減ることになるでしょう。よって、生命保険の費用も減らせるでしょう。

4,子供が生まれる

 子どもが生まれるということは、経済的にあなたに依存する人がもう 1 人増えることを意味します。生命保険を適切な金額に調整することで、もしものときに子供の養育費や教育費を確保できるようにしましょう。
 あなたに孫が生まれた場合も、同様に考えてみる機会かもしれません。

5,子供が成長した

 お子さんが成長し、あなたへの経済的な依存度が減ったとしましょう。この場合は、それに応じて生命保険の補償額を減らすこともできます。たとえば、お子さんが自分で収入を得て、それほど多くの経済的支援を必要としなくなった場合です。

 ここでいうお子さんの成長は、お子さんが独立するケースだけを意味するのではありません。お子さんの経済的負担が減るようなケースを含みます。
 よって、たとえばお子さんが奨学金を獲得するような場合でも、その分だけ教育費は軽減されますので、生命保険の金額を調整するきっかけとなるでしょう。

6,転職する

 転職によって、給料などが変化する可能性があります。給料が変わらないとしても、これまで得られなかった保障を新たな職場で得られるかもしれません。
 たとえば、勤務中の死亡給付などです。これらの新たな保障のおかげで、あなた自身の生命保険の費用を減らすことができる場合もあります。

7、禁煙するようになった

 生命保険に加入した時点で喫煙者だった場合、禁煙者になることで、生命保険の費用が下がる可能性があります。喫煙は重大な健康リスクだと考えられているためです。

8,退職する

 退職とともに、これまで職場で得られていた保障が得られなくなる可能性があります。さらに、給料が減ったりなくなったりすることもあるでしょう。それらを考慮して、生命保険を見直す必要が出てきます。

9,金融資産が増大する

 あなたが株などの金融資産をもっていて、それが経済動向などの要因によって増大したとしましょう。あるいは、あなた自身のビジネスを売却したとしましょう。
 いずれの場合でも、まとまった額のお金を手に入れることになるでしょう。もしもの場合のために、あらかじめ相続税対策を考えたほうがよいかもしれません。


 生命保険を利用してお子さんやお孫さんに相続させることで、より多くの養育費・教育費を譲り渡せる場合があります。

10,あなたの配偶者が重病または死亡する

 配偶者が重篤な病気になったり死亡してしまった場合、家族の経済的な安全性を確保するのはあなたの責任です。そのため、生命保険の大幅な見直しが必要になるかもしれません。

11,国外に中長期的に滞在する

 海外赴任などで日本を中長期的に離れる場合、これまでの生命保険の条件が適切かを確認しておきましょう。

12,危険性のあるスポーツをしなくなった

 ロッククライミングやスキューバダイビングなど、危険性がそれなりに高いスポーツをやっている頃に生命保険に加入しましたか?もしこれらをやめたなら、保険料が下がる可能性があります。

13,生命保険料が保険会社同士の競争で安くなってきたかを確認する

 長い目で見ると、生命保険料は徐々にですが安くなってきています。たとえば、楽天生命保険のデータによれば、生命保険料は20年前と比べて、年額で15万円ほど下がってきています。
 特に、現役世代の生命保険の費用は全体的にさがってきています。保険業界では次々と新しい保険商品が登場しますので、保険会社の厳しい競争がその一因でしょう。

(出典:https://www.rakuten-life.co.jp/learn/article/fee/)

生命保険を見直す際のチェックポイント

・保険料や給付金は年齢によって変わるかどうか。
・保険の費用と受取金はいくらか。
・保険料や給付金によってどの部分が保証されないのか。


・どのような条件で、保険金を受け取ることができるか。
・従来の保険を別の形態の保険や年金に変更することはできるか。
 従来の保険の特約には、切り捨てたくないサービスがあるかどうか。新しい生命保険の特約には、それがあるのか。費用面ではどうか。


 従来の保険の解約料はあるのか。どのくらいか。
 従来の保険の資産運用や利回りは現状のままでよいか。保険会社への手数料などは妥当か。
 従来の保険の財務状況は健全か(資産運用に失敗して倒れそうになっていないか)。

生命保険の見直しは専門家のサービスを利用したほうが賢明であること

 生命保険を見直せば安くなるなどお得になることが多いです。とはいえ、考えなければならないことも多いです。これまでの契約を一度やめた場合、もとに戻すことは通常できません。よって、生命保険の見直しは慎重さも必要です。

 上述の見直しのチェックポイントは経済や会計についてある程度勉強したことがなければ、正しく理解するのにそれ相応の労力と時間がかかります。とはいえ、しっかりと理解した上で、生命保険を見直す必要があります。

 これまでちゃんと考えずに選んできたなら、そろそろしっかりと理解して選ぶようにしたいところです。 

 そのために、お金のプロに無料で相談してみましょう。お金のプロとは、ファイナンシャル・プランナーという国家資格をもつ方々です。お金に関する様々な専門知識と相談経験をもつ専門家です。

ファイナンシャル・プランナーに生命保険を相談すると、なにができる?具体例を紹介

 ファイナンシャル・プランナー(FP)をよく知らない方も多いでしょう。

「お金のプロに生命保険を相談すると、いったい何をしてくれるの?」

 この疑問への答えを、実際の具体例でみてみましょう。日本FP協会が公式サイトで紹介している実際の例です。

相談者の状況

相談者:新潟県在住の33歳主婦

家庭状況:実家住まい。家族は、父63歳、母60歳、夫38歳、長女7歳の5人。父・夫は会社員、母は専業主婦、長女は小学2年。毎月の収入は29万5千円、支出は28万7千円(保険料が8万円)。

悩みと相談内容:

「ここ数年、ほとんど貯蓄額が増えていません。夫の実家を建て替え、3年前からその両親と同居していますが、そのとき組んだ住宅ローンも貯蓄できない原因かもしれません。
 しかし、もっとも問題なのは、毎月の保険料だと思っています。とくにこの1~2年、夫の保険が急に増えてしまいました。本人は「必要だから入った」と言っていますが、もともと頼まれると嫌と言えないタイプで、多くが義理で入ったものでしょう。
しかし、整理したくても、私の知識では、どれが必要でどれが不必要かはまったくわかりません。
保険の見直しについて、専門家のご意見をお聞かせください」

 相談の結果・・・

FPの解決策:「見直しで5万円近くの保険料が抑えられる


「ご主人の適正な死亡保障は、どのくらいでしょうか。遺された家族の住む家は確保されていて、ご両親との同居ですから、奥様が働きやすい環境にあります。そして、お子さんは1人。会社員なので、万一のときは遺族厚生年金も受け取れます。そういった状況を考慮して試算すると、必要保障額は2000万~3000万円と考えます。その内訳ですが、お子さんの教育費に1000万円、遺族年金や妻の収入だけでは足りなくなる遺族の生活費として500万~1000万円、あとは不測の事態(親の介護や妻の病気など)に備えて500万~1000万円がかかるとしました。

対して、ご主人の死亡保険金を合算すると6750万円。これだけでも十分な額ですが、加えて、学資保険と、加入されている住宅ローンの団体信用生命保険も、保険料やローンの支払いがなくなるという形ながら、遺族をサポートするという点で死亡保障といえます。となると、現時点では9000万円程度の死亡保障を確保しているわけですから、これは過大と言わざるを得ません。

具体的な見直しですが、毎月の保険料を抑えることが第一であれば、2000万円の定期保険を残してあとは解約。医療保険は、死亡保障や祝い金などの付かないシンプルな定期タイプに新たに加入すればいいでしよう。ただし、最近加入した終身保険は解約の時期によっては、解約返戻金が払い込んだ保険料を下回るケースもあります。その差が大きいと感じたら、解約はせず払い済み保険(※)にするという選択肢もあります。この見直しで軽減される保険料分や解約返戻金などは住宅ローンの繰り上げ返済や、子どもの教育費に充当することでより家計の効率は上がるでしょう。

また、家族構成や環境の変化に合わせて、見直していくことが大切。とくに死亡保障は子どもが成長すれば減額していくことが、合理的な見直しとなります。お子さんは現在7歳ですから、たとえば高校入学時に500万円ほど減らしてもいいでしょう。逆に、子どもが増えれば増額が必要になります。

(※)保険料の支払いを止めても、一定の保障を従来の保険期間のまま継続できる制度。保障額は従来より減額されるが、予定利率は変わらない。ただしほとんどの特約はその時点でなくなってしまう」。

 以上のような解決プランは一例です。実際の提案は、あなたの住んでいる地域や家族構成などに応じて、より具体的なものになるでしょう。このような内容をあなたが自力で見つけ出そうとすると、けっこうたいへんだと思いませんか?

この専門的な相談相手への相談料は、いくら・・・?

 ここで気になるのは、相談の費用です。国家資格を持つ専門家に相談して、お金の問題の解決プランを提示してもらい、その実行をサポートしてもらう。

 この相談料は、かつては、1時間で数千円から1万円以上かかりました。弁護士への相談には費用がかかるように、このことは当然といえば当然です。

 ここで朗報です。ファイナンシャル・プランナーへの相談料が「無料」のサービスが出てきました。ファイナンシャル・プランナーという国家資格のお金のプロに「何度相談しても無料」です。そのため、これはかなり人気のサービスになってきました。

なぜ無料?

 あなたがファイナンシャル・プランナーに無料相談する際に、ファイナンシャル・プランナーは保険などの商品をあなたに提案する場合があります。あなたがこの商品を購入した場合に、ファイナンシャル・プランナーは保険会社などから報酬を得ます。その代わり、あなたからは報酬を得ません。

 もちろん、あなたが提案された保険などの商品に納得しないなら、自由に断ってよいです。費用のかかる提案を受け入れるかどうかは、完全にあなた次第です。この点も公式サイトで明言されています。

相談では、専門家に「遠慮なく」聞きたいことをすべて聞こう

 お金のプロへの相談は何度でも無料です。オンラインでも相談できます。

 無料相談では、あなたが聞きたかったことをすべて遠慮なくどんどん聞きましょう。お金のプロの仕事は相談に乗ることだからです。あなた自身の問題を解決するために、専門家の知識と経験をめいっぱい活用しましょう。

注意点やデメリット

1,相性が合わない場合もある

 各人の性格は異なります。よって、選んだファイナンシャル・プランナーとの相性が合わない場合もあるでしょう。

 それでも、心配ありません。その場合は、他のファイナンシャル・プランナーに相談しましょう。他のファイナンシャル・プランナーを選んでも、相談は何度でも無料です。

2,なんらかの商品を契約するようプッシュしてくるファイナンシャル・プランナーもいるかもしれない

 1000人のファイナンシャル・プランナーの中には、あなたに保険などの契約をプッシュしてくる人もいるでしょう。

 契約内容に納得できないなら、断ることになります。それでもまだプッシュしてくるなら、他のファイナンシャル・プランナーを選びましょう。

注意:最初の相談では、聞きたいことをめいっぱい聞いてみましょう

 ファイナンシャル・プランナーを選ぶ際に、最初の相談では、しっかりと聞きたいことをめいっぱい聞きましょう。

 最初の印象で「この人とは相性が合わないかも」と思っても、話し合ってみたら「むしろ相性がいい」と気づくこともあります。

 ですので、最初の印象が悪くても、最初の相談ではしっかりと聞くべきことをすべて聞きましょう。

 だいたい1時間くらいの相談が目安です。1時間くらい相談してもダメそうなら、他のファイナンシャル・プランナーを選んだほうがよいでしょう。

参考URL

英語サイト

https://caspianinsurance.co.uk/news/9-reasons-to-review-your-life-insurance
https://disb.dc.gov/page/life-insurance-review-your-policy-secure-your-familys-future

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