まずスタンフォード大学とその奨学金について、 次にジョンズ・ホプキンズ大学とその奨学金制度を紹介します。
スタンフォード大学(Stanford University)とは?
スタンフォード大学はアメリカのカリフォルニア州にあるトップ大学の一つです。1885年に、当大学は鉄道王で政治家のリーランド・スタンフォード夫妻によって設立されました。現在は8000人ほどの大学生が在籍しています。
世界大学ランキング(偏差値)
当大学は世界的にも教育と研究の卓越した大学として知られています。タイムズ高等教育の世界大学ランキング2026で5位、QS世界大学ランキング2026で3位です。シャンハイの世界大学ランキング2024で2位です。なお、海外の大学のレベルは偏差値ではなく世界大学ランキングで表します。
教授陣と著名な卒業生
教員数は2,300人ほです。すぐれた教授陣を揃えており、たとえばノーベル賞受賞者が20名います。当大学は大学創立以来36人のノーベル賞受賞者をだしてきました。ほかにも、33人のマッカーサーフェロー、6人の国家人文科学賞受賞者、4人のピューリッツァー賞受賞者など、優れた業績をあげています。
当大学は優秀な卒業生を多く輩出してきました。たとえば、政治家としてはアメリカ大統領のハーバート・フーバー、イギリス首相のリシ・スナック、ギリシャ首相のリアコス・ミツォタキスです。ビジネスでは、グーグルの共同創設者のセルゲイ・ブリン、WhatsApp共同創設者のブライアン・アクトン、女性初のゼネラル・モータースのCEOのメアリー・バーラです。ほかにも、タイガー・ウッズのようなスポーツ選手もいます。
学部には、次のものがあります。ビジネス、教育、工学、人文理学、法学、医学、持続可能性。
スタンフォード大学はどんな感じ?
入学に必要な英語力
流暢であること。ただし、TOEFLなどのテストは入学試験で不要。
学費や生活費(2024-2025年度の年額の場合)
学費は65000ドル。住居と食料費は21000ドル。その他諸々を合計して、スタンフォード大学での学生生活では年額93000ドル(1300万円ほど)かかります。
スタンフォード大学はどんなところ?(画像をクリックすると動画が始まります)
公式紹介動画
スタンフォード大学の返済不要な奨学金
スタンフォード大学では、留学生に対する財政援助の額が限られています。援助を受ける資格を得て入学した申請者には、家族の経済状況に基づいて大学の資金から奨学金が支給されます。
援助を必要とする留学生は、入学願書に奨学金を申請する必要があります。このタイミングで奨学金の申請をしなかった留学生は、学部在学中ずっとスタンフォード大学で奨学金を申請する資格がありません。
経済的必要性に基づく奨学金
スタンフォード大学は、入学の出願手続き中に奨学金を申請したすべての入学許可学生(国籍に関係なく)の経済的必要性を満たすよう尽力しています。限られた数のスポーツ奨学金を除き、学業成績を合否の基準とする成績優秀者奨学金は提供していません。
スタンフォード大学が留学生に提供する給付型奨学金はかなり限られています。また、入学出願の際に奨学金を応募することは入学の合否に影響を与える可能性もあります。
スタンフォード大学は留学生に対して、外部の奨学金を獲得するよう推進しています。もしあなたが留学において経済面で苦しいなら、給付型奨学金の手厚い他のトップ校(マサチューセッツ工科大学など)を検討したほうがよいでしょう。
この奨学金の特徴
スタンフォード大学の奨学金は、主に経済的必要性に基づいて支給される返済不要の奨学金です。入学の出願時に奨学金を申請し、入学が認められた場合、家族の経済状況をもとに大学の資金から支援額が決まります。ただし、留学生向けの財政援助の枠は限られており、スタンフォード大学が留学生に対して広く潤沢な奨学金を用意しているわけではありません。限られたスポーツ奨学金を除き、学業成績だけで決まる成績優秀者向け奨学金は基本的に提供されていません。
この奨学金が向いている人
この奨学金が向いているのは、スタンフォード大学への出願時点で、学費・生活費の全額を家庭だけで負担するのが難しく、経済的必要性を明確に示せる人です。スタンフォード大学は世界トップクラスの大学であり、学費と生活費の総額も非常に高額です。そのため、家計状況を正確に説明し、必要書類を整えたうえで、入学願書と同時に奨学金申請を進められる人に向いています。一方で、資金面に大きな不安がある場合は、スタンフォード大学だけに絞らず、留学生への給付型奨学金がより手厚い大学や、日本国内の海外留学奨学金も並行して検討するのが現実的です。
応募前に注意したい点
もっとも注意したいのは、留学生が入学願書の段階で奨学金を申請しなかった場合、学部在学中はスタンフォード大学の奨学金に申請する資格を失うことです。つまり、入学後に「やはり資金が足りない」となっても、後から学内奨学金を申請することはできません。また、奨学金申請は入学審査に影響する可能性があります。スタンフォード大学の留学生向け援助は限られているため、経済的支援が必要な場合は、出願前から外部奨学金、家庭の負担可能額、為替変動、生活費、保険料まで含めて資金計画を立てる必要があります。
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ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)とは?
ジョンズ・ホプキンス大学はアメリカのメリーランド州にある世界的なトップ大学の一つです。1876年に設立されました。24000人ほどの学籍が在籍しています。学生と教員の割合は6対1です
世界大学ランキング(偏差値:東大とほぼ同じレベル
当大学は教育と研究で世界的に高く評価されています。タイムズ高等教育の世界大学ランキング2025では、16位です。QS世界大学ランキング2025では、32位です。シャンハイの世界大学ランキングでは、17位です。
東大はQS世界大学ランキングで36位なので、ほぼ同レベルです
当大学は平均21名ほどの比較的少人数の暮らすを主体としています。また、学生にインターンを推進しています。85%の学生がインターンを経験しています。
卒業した有名人
当大学は優れた卒業生を輩出してきました。たとえば、アメリカ大統領のウッドロー・ウィルソン、ブルームバーグ・ニュースの創設者でニューヨーク市長のマイケル・R・ブルームバーグ、グラミー賞受賞のギタリストのマヌエル・バルエコ、『沈黙の春』で知られるレイチェル・カーソン、教育学や哲学で有名なジョン・デューイなどがいます。
学部
学部としては、専攻は55あり、副専攻は53あります。おおまかな学部の分類としては、文理学部、教育学部、工学部、政策学部、医学部、看護学部があります。音楽院やビジネススクールもあります。
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学費と生活費(年額)
学費:64,730ドル
入学金(1回のみ)500ドル
生活費、住居費(キャンパス内)11,968ドル
生活費、食費(キャンパス内)8,182ドル
その他の個人的経費1,514ドル
書籍、教材、備品、機器1,356ドル
交通費(平均費用は居住州によって異なります)726ドル
合計:88,976ドル(1350万円ほど)
入学に必要な英語力
TOEFL:ペーパー テストで 600 点、コンピューター ベースのテストで 250 点、インターネット ベースのテストで100 点
IELTS:7.0
ジョンズ・ホプキンス大学の返済不要な奨学金
概要
当大学は留学生の経済的必要性に配慮しており、入学手続きでは経済状況を考慮します。当大学は、返済する必要のない奨学金を通じて、留学生を含む入学許可を受けたすべての学生の経済的必要性を 100% 満たします。
すなわち、ご家族が大学費用の一部しか支払えない、またはまったく支払えないことを証明した場合、ホプキンス大学が残りを負担します。留学生の約 10% が経済援助を受けています。
実際に提供される金額は、家族の経済状況や個人的および学業上の業績に基づいて決定されます。留学生には経済的必要性に基づく奨学金と成績に基づく奨学金が用意されていますが、どちらのタイプの援助も限界があります。
留学生が奨学金を申請する場合は、入学願書にその旨を記入し、CSS プロファイルを完成させてください。当校は留学生の経済的必要性に配慮しており、入学手続きでは経済状況を考慮します。そのため、入学願書と同時に奨学金を申請することが重要です。後から再申請することはできません。現在、留学生の編入生には奨学金を提供していません。
当大学は毎年、留学生に少数の成績に基づく奨学金を提供しています。 この成績優秀者奨学金の資格を得るために、学生が提出する必要のある追加の申請書はありません。当校の入学委員会は、成績優秀者奨学金のすべての申請書を自動的に検討します。成績優秀者奨学金には限りがあることにご注意ください。
結局のところ、当大学が提供する経済的必要性に基づく奨学金も成績に基づく奨学金も返済不要であり、応募には入学の出願時に関連書類を提出する必要がありあす。それ以外の書類は不要です。
ジョンズ・ホプキンス大学はどんなところ?(画像をクリックすると動画が始まります)
奨学金の具体例
ホプキンス奨学金
ホプキンス奨学金は、経済的に困窮している学生に、機関の基金または寄付金から支給され、返済の必要はありません。奨学金の額は変動し、必要性のレベルに応じて毎年更新できます。
クラーク奨学金
クラーク奨学生プログラムは、著名なエンジニア、実業家、慈善家であった A. ジェームズ クラーク氏の功績を称えるために、クラーク慈善財団とジョンズ ホプキンス大学ホワイティング工学部との提携により設立されました。
クラーク奨学生は、将来のリーダーを育成し、学部生としての経験を向上させるために設計された専門的な学術プログラムと奉仕活動に参加します。この奨学金は、さらに最大 3 年間更新できます。
デイビスユナイテッドワールドカレッジ(UWC)奨学生プログラム
当大学は、世界最大の民間資金による国際奨学金プログラムであるデイビス ユナイテッド ワールド カレッジ (UWC) 奨学生プログラムの誇りあるパートナー機関です。
デイビス UWC 奨学生プログラム、その奨学生、およびパートナー機関は、キャンパス間および世界中で異文化間の対話と理解を築くことに尽力しています。
ジョンズ ホプキンス大学への入学を選択した UWC 学校の卒業生はデイビス UWC 奨学生に指定され、当大学の活発な UWC 卒業生の集団の一員となります。
当大学の学生財政支援オフィスを通じて奨学金を申請し、資格を得たデイビス UWC 奨学生は、学部教育のためのデイビス UWC 奨学生プログラムからの財政支援も受けることができます。
ホドソン・ギリアム・サクセス奨学金
この奨学金は、リーダーシップ、学業および個人の業績に基づいて授与されます。この奨学金は、約 20 人の優秀な 1 年生の年間授業料の約 3 分の 2 を支給します。
この奨学金は、学業だけでなく課外活動でも優れた成績を収め、積極的に関わり、世界に意味のある変化をもたらすためのイニシアチブを取ることに意欲的な、競争力のある学生グループに与えられます。
その奨学生として、当校の学生は、学業および課外活動への情熱を育みながら、意味のある会話に参加し、さまざまな視点から学び、仲間と協力する機会を得ます。
ホプキンスの各学生は独自の道を切り開く機会がありますが、その奨学生は、ホプキンス内外でコミュニティに貢献する能力を成長させながら、互いに学び合うコミュニティを提供します。
この奨学生は、ホドソン奨学生諮問委員会への参加や、新入生と上級生の間のメンター プログラムへの参加など、この独特なコミュニティの一員であることの利点を享受できます。
国際奨学金
この奨学金は、経済的必要性と能力の両方を実証した新入留学生に、資金利用可能ベースで提供されます。奨学金は、フルタイムで在籍し、満足のいく学業成績を維持していることを条件に、最長 8 学期まで更新可能です。
この奨学金の特徴
ジョンズ・ホプキンス大学は、留学生を含む入学許可を受けた学生に対して、経済的必要性を100%満たすことを掲げています。返済不要の奨学金を通じて支援する仕組みがあり、家族が大学費用の一部しか負担できない、または負担できないと判断された場合、その不足分を大学が補う形になります。代表的な制度には、経済的必要性に応じて毎年更新されるホプキンス奨学金、工学系学生向けのクラーク奨学金、UWC卒業生向けのデイビスUWC奨学生プログラム、リーダーシップや課外活動を重視するホドソン・ギリアム・サクセス奨学金、留学生向けの国際奨学金などがあります。
この奨学金が向いている人
この奨学金が向いているのは、ジョンズ・ホプキンス大学に強く進学したい一方で、年間の学費・生活費を家庭だけで負担するのが難しい人です。経済的必要性に基づく奨学金だけでなく、成績やリーダーシップ、課外活動、工学分野での意欲などを評価する奨学金もあるため、学業成績だけでなく、活動実績や将来の方向性を示せる人にも向いています。とくに、工学分野で学びたい人、UWC出身者、学業と課外活動の両方で積極的に取り組んできた人は、個別の奨学金制度との相性を確認する価値があります。
応募前に注意したい点
注意したいのは、留学生が奨学金を希望する場合、入学願書と同時にその意思を示し、CSSプロファイルなど必要書類を提出する必要があることです。後から再申請することはできないため、出願時点で奨学金が必要かどうかを慎重に判断しなければなりません。また、ジョンズ・ホプキンス大学は留学生の経済的必要性を入学審査で考慮するため、奨学金申請が合否に影響する可能性があります。さらに、留学生向けの成績優秀者奨学金や国際奨学金にも限りがあります。必要書類、家計情報、英語書類、出願スケジュールを早めに整え、外部奨学金も同時に探しておくことが重要です。
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出典 公式サイト

